神社 Shinto shrine 2005 5 22

 靖国神社における「分祀(ぶんし)」を考えるべき時が来ていると思います。
この問題について、国民的な議論をすべきです。
こうした問題から目を背けて、議論すらしないのは、おかしいと思います。

神道 Shinto religion 2003 12 14

 日本古来の宗教である神道について、知らない日本人が多くなりました。
まず、神道という名称ですが、
大昔の日本には、「神道」という名称はなかったと思います。
 仏教が、中国から伝来したので、
仏教と区別するために、神道という名称になったのだと思います。
 神道には、儀式はあっても、教えはありません。
神道とは、入れ物です。
この入れ物に、仏教とか、儒教とか、キリスト教を入れてきたのです。
 そういうわけで、日本においては、宗教戦争がないのです。
日本においては、神道、仏教、儒教、キリスト教が共存共栄しています。
これが、日本における重層信仰です。

神道 Shinto religion 2004 4 7

 現代の日本人は、神道について知らない人が多くなりました。
また、外国人にとっては、どのような宗教か、興味があるでしょう。
 旧約聖書に、創世記があるように、
神道にも、天地創造の話があります。
そして、天地創造のあと、
タカマガハラ(高天原)に、現れた神が、三人います。
アメノミナカヌシノミコト(天御中主命)
タカミムスヒノミコト(高御産巣日命)
カムムスヒノミコト(神産巣日命)
 旧約聖書では、
アブラハム、
イサク、
ヤコブと連想するでしょう。
 神道には、女神が登場します。
アマテラスオオミカミ(天照大神)
西洋の世界では、
聖母マリアを連想するでしょう。
 しかし、日本には、もう一人、女神が登場します。
その女神とは、ヒムカ(日向)です。
 このように、神道においては、
男性の神だけでは、「調和」や「優雅さ」、
そして、「美しさ」というものが表現できませんので、
女神が、重要な役割を果たしているのです。
 日本の国を表現する時、
「秩序」、「調和」、「優雅さ」というものがあるでしょう。
こうした大和心を、女神が表現しているのです。



































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